さて、皆様はこのような情報を目に、あるいは耳にしたことはあられますか? 偶数と整数は同じ数だけある \[ 1+2+3+\dots = -\frac{1}{12} \] いずれも、おそらくは皆様の直感とはぜんぜん違うと思います。 整数の一部が偶数なんだから、整数と偶数が同じ数あるわけない 正の数を順番に足していってマイナスの数になるはずがない 私は高度な数学はやりませんが、上の2例はいずれも高度な(大学院以降に研究されるような)数学において特殊な条件を前提として成立するもので、一般的な前提では当然成立しませ ...